3位の伊東ら本戦へ、W杯男子個人第23戦予選 葛西が自己最長

[ 2015年2月14日 08:31 ]

公式練習で飛躍する葛西紀明

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は13日、ノルウェーのビケルスンでフライングヒルの個人第23戦(HS225メートル、K点200メートル)の予選が行われ、伊東大貴(雪印メグミルク)が216・5メートルの194・9点で3位となった。日本勢は予選免除の葛西紀明(土屋ホーム)を含め、5人が14日の本戦へ進んだ。

 葛西は公式練習で235メートルの自己最長記録を出した。竹内択(北野建設)は6位、栃本翔平(雪印メグミルク)は11位、作山憲斗(北野建設)は20位で通過したが、小林潤志郎(雪印メグミルク)は31位で落選した。

 ▼葛西紀明の話 240メートルは越えたかった。踏み切りでちょっと上に出てしまった感じ。後半伸びるためには、もっと低く飛び出さないといけない。ちょっとしっくりきていない。

 ▼作山憲斗の話 自分のジャンプはできたので、納得している。踏み切りのタイミングの遅れもなかった。気持ちよく飛べた。

 ▼栃本翔平の話 このジャンプ台は癖がなくて飛びやすい。本戦はもう少し飛べるように頑張る。(世界選手権の代表落ちは)悔しいが、切り替えて次に向けてやり直す。

 ▼伊東大貴の話 飛べば飛ぶほど良くなっている。10位以内に入るチャンスはある。フライングヒルに強い人に食らい付いていきたい。

 ▼竹内択の話(公式練習を含めて3回とも200メートルを越えて)良かった。このままやればいい。助走でどれだけスキーのいい位置に乗れるかが重要。(共同)

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2015年2月14日のニュース