さくら 米ツアー初戦は5ホールで“水入り”「残念です」

[ 2015年2月7日 05:30 ]

第1ラウンド、12番でパーパットを決めた横峯さくら

USLPGAツアー・ピュアシルク・バハマ・クラシック第1日

(2月5日 バハマ・パラダイス島オーシャンクラブGC=6644ヤード、パー73)
 豪雨による中断があり60選手が競技を終了できなかった。米ツアー本格参戦初戦となる横峯さくら(29=エプソン)は5ホールしか消化できず、1バーディー、1ボギーのイーブンパー。3バーディー、3ボギーの73でホールアウトした宮里藍(29=サントリー)とともに暫定65位につけた。宮里美香(25=NTTぷらら)は12ホールまでで2アンダー、上原彩子(31=モスフードサービス)は11ホールを終え1アンダー。ブルック・パンケーキ(24=米国)が6アンダーで暫定首位に立った。

 横峯の初陣はわずか5ホールで“水入り”となった。インから出て15番のグリーンに上がった頃から強い雨風に見舞われ1・5メートルのパーパットを外したところで中断。1時間15分後にサスペンデッドとなった。会場を引き揚げる際には「18ホール回りたかったけど、残念です。最後までやりたかった」と不完全燃焼のラウンドを振り返った。

 最終組で午後1時に10番からスタート。緊張の表情で放ったティーショットは左に曲がってラフへ。思わず苦笑いを浮かべた。第2打もグリーンに届かなかったが、1・5メートルのパットを沈めてパー発進。14番では第2打を1メートルにつけて初バーディーを奪ったものの、15番では残り30ヤードの第3打をミスしてボギー。国内ツアー23勝の実力者も新たな舞台でなかなかリズムに乗れなかった。それだけに競技持ち越しは吉と出る可能性もある。

 夫唱婦随で臨む“デビュー戦”だ。米ツアー挑戦を後押しした夫でメンタルトレーナーの森川陽太郎氏も同行し、スタート前の練習グリーンでも愛妻を見守っていた。

 第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行う第2日は長丁場の戦い。まずは目標とする予選通過に向けてホールを重ねる。

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2015年2月7日のニュース