ペイトリオッツ 逆転で10季ぶり4度目のスーパーボウル制覇

[ 2015年2月2日 12:06 ]

<ペイトリオッツ・シーホークス>この日4TDを挙げたペイトリオッツQBのブレイディー

 ベリチック・ペイトリオッツ監督の話 最高のチームで、勝利に値する。差はついていたが、心配はしていなかった。選手が頑張ったことを誇りに思う。

 NFL王者を決める第49回スーパーボウルは1日、アリゾナ州グレンデールのフェニックス大学スタジアムで行われ、NFC覇者のシーホークスと、AFC優勝のペイトリオッツが対戦、28―24でペイトリオッツが勝ち、10季ぶり4度目の王座に就いた。

 試合は第1Q無得点で迎えた第2Q、ペイトリオッツがQBブレイディーからWRラフェルへのタッチダウン(TD)パスで先制すると、シーホークスはRBリンチのランでTDを奪って追いついた。ペイトリオッツは、再びブレイディーがTEグロンコウスキーにTDパスを決めて勝ち越したが、直後のシーホークスの攻撃でQBウィルソンが残り2秒でWRマシューズへのTDパスを通し再び追いつき14―14で折り返した。

 後半は第3Q最初の攻撃シリーズでシーホークスはフィールドゴールで3点を勝ち越し、インターセプト、相手反則などで生かした好機にQBウィルソンがWRゴールドウィンにTDパスを決めリードを10点に広げた。

 ペイトリオッツは第4Q、ブレイディーのこの日3本目のTDパスが決まりリードを詰め、残り2分2秒で再びブレイディーがWRエデルマンへの逆転となるTDパスを決めた。残り1分を切り、シーホークスはゴールライン直前からQBウィルソンがパス攻撃で逆転を狙ったがインターセプトされ、連覇が消えた。

 ペイトリオッツQBのブレイディーが3度目の最優秀選手に選ばれた。

 ▼ブレイディーの話 精神的なタフネス差が勝たせてくれた。シアトル(シーホークス)は素晴らしかった。オフェンスのミスを突いてきた。家族、サポートしてくれたチームメートで勝ち取ったトロフィーだと思う。

 ▼ベリチック・ペイトリオッツ監督の話 最高のチームで、勝利に値する。差はついていたが、心配してなかった。選手が頑張ったことを誇りに思う。

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