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沙羅、今季ワースト8位…前日3位も「一歩進んで一歩下がって」

[ 2015年2月2日 05:30 ]

今季ワーストの8位に終わった高梨沙羅(AP)

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第8戦

(2月1日 ドイツ・ヒンツェンバッハ)
 個人第8戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(18=クラレ)は1回目87・0メートル、2回目86・0メートルの228・3点で今季ワーストの8位に終わった。伊藤有希(20=土屋ホーム)は1回目87・0メートル、2回目も87・0メートルで233・2点で今季自己最高の4位。五輪女王のカリーナ・フォクト(22=ドイツ)が92・0メートル、90・0メートルの245・2点で今季、通算ともに2勝目を挙げた。1月31日の第7戦は高梨は3位だった。

 女王の安定感はまだない。前日の個人第7戦は3位となり「久しぶりに楽しかった。体が浮く感覚が感じられた」と手応えを得ていたが、この日は2回ともミスをして今季ワーストの8位。「一歩進んで一歩下がって、という感じ」と、もどかしそうだった。W杯個人総合は3位で、1位イラシュコ(オーストリア)との差は、1勝で得られる100点よりも多い129点に広がった。

 1回目は助走姿勢が後ろへ傾き気味になり、飛び出しでふらついた。修正しようとした2回目は逆に前に突っ込みすぎて飛躍に伸びを欠いた。1月下旬に欧州入りしてから飛躍が乱れ「迷走中」と漏らすほど悩んだ。兄の寛大(明大)の応援でユニバーシアード冬季大会(スロバキア)を訪れていた父寛也さんに「助けて」と電子メールを送り助言を求めた。

 ヒンツェンバッハに駆け付けた父とともに、助走路の滑りで重心が後ろになっていた点などを修正した。この日も練習試技で91・5メートルの飛躍を見せており、不振脱出が「見えはじめてきている」という。「自分がやらないといけないことを一個一個やりたい」と最後は前を向いた。

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