ブラント頂点へ集中!昨夏薬物所持で逮捕も奉仕活動で不起訴

[ 2015年2月1日 05:30 ]

ペイトリオッツのルギャレット・ブラント(AP)

 第49回スーパーボウルで昨季王者のシーホークスと対戦するペイトリオッツに“朗報”がもたらされた。昨夏にマリフアナの不法所持で逮捕されていたRBルギャレット・ブラント(28)に対し、ピッツバーグの検察当局は「50時間の奉仕活動に従事するならば不起訴にする」と通達。同選手の弁護士は「これで週明けに出廷する必要はなくなったので試合に集中できる。本人も満足している」と通達を受け入れる姿勢を示した。

 ブラントは今季スティーラーズでプレーしていたが、11月17日のタイタンズ戦で試合終了前に立ち去ったとして解雇処分を言い渡され、昨季在籍したペ軍に拾われる形で復帰。しかしAFC決勝(対コルツ)では148ヤード、3TDをマークして勝利に貢献した。ペ軍は今やトム・ブレイディー(37)のパス攻撃だけでなくラン攻撃も武器。ブラントに“雑音”がなくなったことで、ブレイディーの負担も軽減しそうだ。

 ◆ルギャレット・ブラント 1986年12月5日、フロリダ州出身の28歳。オレゴン大からドラフト外でバッカニアーズへ。13年にペイトリオッツ、14年にスティーラーズに移籍。1メートル83、113キロ。今季はス軍とペ軍で547ヤード、5TDをランで獲得。

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2015年2月1日のニュース