パナソニックCTB霜村「先生」でV2 プレーオフT決勝

[ 2015年2月1日 05:30 ]

トップリーグ決勝を翌日に控え、最終調整を行ったパナソニックのCTB霜村誠一(中央)

 1日に行われるラグビーの「トップリーグ・プレーオフトーナメント LIXIL CUP 2015決勝」(秩父宮)で2連覇を目指すパナソニックが、群馬県太田市で最終調整。日本選手権後に現役を退き、4月から群馬・桐生第一高の教員としてラグビー部監督に就任するCTB霜村誠一は、ヤマハ発動機との決戦に向け「最後だからではなく、選手として勝ちたい。いいパフォーマンスをして優勝したい」と話した。

 まだ33歳。関東学院大時代は3度の大学日本一に輝き、三洋電機時代の09年度からは4季にわたって主将も務めた。競技と並行して大東大で学んで教職免許を取得し、第二の人生を歩む決断を下した。オフだった昨春から桐生第一高での指導も始めており「熱い生徒が多い。周りから5年で花園と言われるけど、自分では1年目からと思っている」と指導者としての目標も定めている。

 とはいえ、まずは目の前のV2を勝ち取ることが先決。約30人の部員も観戦に駆け付けるそうで「“お、霜村できるやん”と思わせたい」と鼻息も荒い。「先生」の威厳を見せつけ、華麗なる転身を遂げる。

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