ジョコ 5度目全豪制覇へ王手!ワウリンカをフルセット撃破

[ 2015年1月31日 05:30 ]

ワウリンカを下して決勝進出を決め、ガッツポーズするジョコビッチ(AP)

テニス全豪オープン第12日

(1月30日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 男子シングルス準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)が、第4シードのスタニスラス・ワウリンカ(29=スイス)を7―6、3―6、6―4、4―6、6―0で下して決勝進出を決めた。1日の決勝では第6シードのアンディ・マリー(27=英国)と対戦する。車いすの部は男子ダブルス決勝で第1シードの国枝慎吾(30=ユニクロ)ステファン・ウデ(44=フランス)組が勝ち、国枝は9度目の優勝。女子ダブルス決勝で第1シードの上地結衣(20=エイベックス)ジョーダン・ホワイリー(22=英国)組が連覇を達成した。 

 ジョコビッチがワウリンカの連覇の野望を打ち砕いた。全豪での過去2回の対戦はいずれもフルセットマッチ。今回も最終セットまでもつれる3時間半の熱戦となった。

 「前年王者と準決勝で戦うのは簡単ではなかった。第2、第4セットは守勢に回りすぎたが、必要な時にいいプレーができた」。

 第1セットをタイブレークで先取したが、第2セットで今大会初めてセットを落とした。互いに譲らず迎えた最終セットは、ワウリンカの2度のダブルフォールトを糸口に第2ゲームをブレーク。6―0と一気に押し切って、準々決勝で敗れた1年前の借りを返した。

 歴代単独2位となる5度目の全豪制覇を目指し、決勝では同い年のA・マリーと対戦。「僕らが初対戦したのは12歳の時。そんな選手とまた4大大会決勝を戦えてうれしい」と意気込んだ。

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