バスケ 交付金20%減額 ホッケーは補助金10%

[ 2015年1月20日 18:43 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は20日の理事会で、国際バスケットボール連盟(FIBA)から資格停止処分を受けた日本バスケットボール協会に対し、2014年度の交付金を20%減額する処分を決めた。減額分は約200万円。勧告処分も科し、定期的に組織運営の改善状況を報告することを求めた。

 会計検査院から国庫補助金の過剰受給を指摘された日本ホッケー協会には、14年度の補助金の10%(約350万円)減額と指導処分を科した。

 JOCの加盟団体審査委員会の佐藤征夫委員長は、日本バスケットボール協会が処分を解除されず、ことし始まる16年リオデジャネイロ五輪予選に日本代表が出場できなかったときは「JOCとしても資格停止処分などにせざるを得ない場合も考えられる」と述べた。

 ホッケー以外で会計検査院から不適正な経理を指摘された10競技団体も、指導処分とした。

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