逸ノ城 立ち合い変化アラカルト 協会幹部から辛口批評も

[ 2015年1月15日 05:30 ]

大相撲初場所4日目

(1月14日 東京・両国国技館)
 ≪逸ノ城の変化≫ 

 ▽昨年秋場所11日目 新入幕場所の大関初挑戦で稀勢の里を左変化からのはたき込みで破って1敗を守った。相手が2度“待った”して「左に変わって決まらなくても左上手を取ってすぐ攻めようと思った」と作戦変更。初土俵から5場所目での大関撃破は史上最速。

 ▽同13日目 モンゴルの先輩である横綱・鶴竜を左変化からのはたき込みで撃破。「最初から決めていた。新入幕なんで思い切りやろうと」。所要5場所での初金星は年6場所制となった1958年以降の最速記録。 

 ▽昨年九州場所8日目 東前頭筆頭・栃煌山に対して左変化で墓穴を掘って敗北。「思い切り当たろうと思っていたけど、土俵の上で変化しようと決めた」。一度突っかけた後の2度目の立ち合いで左に動いてはたいたが、もろ差しを許し寄り切られた。

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2015年1月15日のニュース