釜石SW、完敗0-59 三浦HCサバサバ「まだ力足りない」

[ 2015年1月13日 05:30 ]

相手のボールキャリアーに絡む釜石SWロック伊藤剛臣(中央)

 ラグビーのトップチャレンジ(TC)1の2試合が行われ、日本選手権で7連覇した新日鉄釜石の後身である釜石シーウェイブス(SW)は、ホンダに0―59で敗れた。TC2を1位通過し、TC1初進出を果たした釜石SWだが、トップリーグ昇格経験のある相手に完敗。TC1は4チーム総当たりを行い、勝ち点1位のチームが自動昇格。2~4位のチームは入れ替え戦に回る。釜石SWは18日の第2節(花園)で九州電力と対戦する。

 前半4本、後半5本と一方的にトライを許して完敗。三浦健博ヘッドコーチ(HC)は「フィジカル、スピード、全てでホンダさんが上回っていた。まだまだ力が足りない」と潔く認めた。

 前半開始直後は接点でも互角に渡り合ったが、同14分に最初のトライを許すと、その後は防戦一方。わずかなチャンスもノックオンなどのミスで逸し、No・8須田主将も「プレッシャーの中でのプレー精度の差が出た」と力負けを認めた。

 日本代表歴代5位の62キャップを誇る、43歳のロック伊藤は「完敗です。厳しさを感じた」と話す一方、残り2試合に向け「ずうずうしいが、諦めずにやるだけ」と言った。釜石から大漁旗を持って駆け付けたファンのためにも、最後まで戦う姿勢を見せつけるつもりだ。

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2015年1月13日のニュース