錦織、決勝進出ならず…全セットタイブレーク ラオニッチに屈す

[ 2015年1月10日 15:34 ]

準決勝でラオニッチに敗れ、初の決勝進出を逃した錦織(AP)

 テニスツアーの開幕戦、ブリスベン国際は10日、オーストラリアのブリスベンで男子シングルスの準決勝が行われ、第2シードで世界ランク5位の錦織圭(25=日清食品)は、第3シードで同8位のミロシュ・ラオニッチ(24=カナダ)と対戦。フルセット、すべてタイブレークにもつれる死闘の末に7―6、6―7、6―7で敗れ、初の決勝進出はならなかった。

 過去4勝1敗ながら「いつもタフな試合になる」というラオニッチ戦。第1セットは互いにサービスゲームをキープしてタイブレークに。錦織は4―4からラオニッチのサービスをミニブレークし、7―4でこのセットをものにした。

 続く第2セットも互いにサービスゲームをキープし、再びタイブレークに。錦織は4―4から痛恨のダブルフォールトでポイントを与え、このセットを落とした。

 第3セットも互いに譲らず、またもタイブレークに突入したが、ラオニッチが7―4で取り、2時間33分の熱戦にピリオドを打った。ラオニッチに決められたサービスエースは実に34本。戦前の予想通り、強力サーブに苦しみ、1歳下のライバルの前に屈した。

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2015年1月10日のニュース