御所実 キーマン竹山暉“六変化”でかく乱「動くと相手も嫌がる」

[ 2015年1月7日 05:30 ]

真剣な表情でボールを受ける竹山暉

第94回全国高校ラグビー決勝 御所実―東福岡

(1月7日 花園ラグビー場)
 全国高校ラグビーは7日、東大阪市・花園ラグビー場で決勝が行われる。初優勝を目指す御所実(奈良)は、大阪府摂津市内で最終調整。今大会通算10トライを挙げているエースのWTB竹山晃暉(3年)は「全く緊張してない。楽しみ。決勝の舞台に立てるのは2校しかない。竹田先生の夢である日本一の景色を見たい」と語った。

 昨年5月のサニックスワールドユース(14―33)、同7月の全国7人制大会(12―26)と苦杯をなめている東福岡打倒へ、鍵を握るのも竹山暉だ。本来は左WTBだが、状況によって右ウイング、スタンドオフ、さらにはスクラムハーフ、インサイドセンター、ディフェンスではフルバックにも入る“六変化”で相手をかく乱する作戦。超高校級プレーヤーは「僕がフリーマンとなって動くと相手も嫌がる。仲間を生かすこともできる」と身を粉にして日本一をつかみ取る決意を示した。

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2015年1月7日のニュース