羽生 冒頭の4回転サルコーに不安、宇野は好調

[ 2014年12月27日 12:30 ]

男子フリーを前に調整する羽生結弦

 フィギュアスケートの全日本選手権で27日夜に男子フリーを控える羽生結弦(ANA)や町田樹(関大)宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が長野市ビッグハットで行われた昼の公式練習で調整し、3連覇を目指すショートプログラム(SP)首位の羽生は冒頭に跳ぶ4回転サルコーに不安を残した。

 町田は音楽に合わせた演技で4回転トーループに苦しみ、宇野は対照的に成功率が高かった。

 女子SPに向けた練習では村上佳菜子(中京大)や注目の13歳、樋口新葉(東京・日本橋女学館中)が切れ味よく得点源の2連続3回転ジャンプを跳び、本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)宮原知子(大阪・関大高)も軽快な動きだった。女子は誰が勝っても初優勝となる。

 大会は世界選手権(来年3月・上海)代表最終選考会を兼ね、優勝者を含む男女各3人の代表は28日に発表される。

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