吉田圧勝、伊調も11度目V レスリング全日本選手権

[ 2014年12月23日 20:16 ]

 レスリングの全日本選手権最終日は23日、東京・代々木第二体育館で行われ、女子53キロ級の吉田沙保里(ALSOK)が決勝で世界選手権55キロ級優勝の浜田千穂(日体大)に開始53秒でフォール勝ちし、昨年までの55キロ級を含め12度目の日本一となった。個人戦の連勝記録は192に伸びた。

 同58キロ級の伊調馨(ALSOK)も通算11度目の頂点に立ち、同63キロ級は仁川アジア大会女王の渡利璃穏(アイシンAW)が決勝で伊藤友莉香(自衛隊)に敗れた。

 男子フリースタイルで74キロ級の世界選手権銀メダリスト、高谷惣亮(ALSOK)が優勝。57キロ級はロンドン五輪55キロ級銅メダルの湯元進一(自衛隊)が1回戦で敗れ、森下史崇(ぼてぢゅう&ボムス)が最軽量級を3年連続で制した。

 グレコローマンスタイルは59キロ級で倉本一真(自衛隊)が勝ち、アジア大会金メダルの長谷川恒平(青学大職)は準決勝で敗れた。98キロ級は斎川哲克(栃木・足利工高教)が制した。

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2014年12月23日のニュース