世界女王“タカマツ”凱旋 快挙から一夜、次は世界選の雪辱

[ 2014年12月23日 05:30 ]

バドミントンのスーパーシリーズファイナルの女子ダブルスで優勝し、アラブ首長国連邦から帰国後、メダルを手にポーズをとる高橋礼華(左)、松友美佐紀組

 バドミントンのスーパーシリーズ上位8人、8組で争うファイナルで、日本勢初となる優勝を果たした女子ダブルス世界ランク2位の高橋礼華(24)、松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)組ら日本代表が22日、UAEから帰国した。21日の快挙から一夜明け、成田空港で会見した松友は「優勝した実感はない。たくさんの人に出迎えてもらって凄いことなのかなと感じている」と目を丸くし、高橋も「大事にしていた大会で優勝を達成できてうれしい」と喜んだ。

 決勝ではロンドン五輪金メダルで世界ランク1位の田卿(デンキョウ)、趙(チョウ)ウンライ組(中国)をストレートで退けたが、対戦成績は3勝9敗。「10回戦って、2、3回勝てるくらいなので、常に勝てるようにしたい」と高橋が話せば、松友も「プレーの幅を広げたい」とさらなる高みを見つめた。

 次は来年8月の世界選手権(ジャカルタ)のタイトルを狙う。今年は3回戦敗退だっただけに「来年は世界選手権でメダルを獲る」と高橋。雪辱の先にはリオデジャネイロ五輪が待っている。松友は「五輪で金メダルを獲れるように頑張りたい」と力を込めた。

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2014年12月23日のニュース