カウボーイズ圧勝 鬼門の最終戦前にPO進出決めた

[ 2014年12月23日 05:30 ]

コルツ戦でRBマレー(右)にボールを手渡すカウボーイズのQBロモ

 NFLは21日行われ、スーパーボウルを5回制覇しているカウボーイズはコルツに42―7で圧勝。過去3年は最終週に敗れてプレーオフを逃してきたが、11勝4敗の今季は鬼門の最終戦を待たずしてNFC東地区の1位が確定し、プレーオフ出場を決めた。QBのトニー・ロモ(34)は4TDをパスでマーク。通算獲得は3万2971ヤードとなり、トロイ・エイクマン(48)が保持していたチーム記録を29ヤード更新した。昨季の覇者シーホークスはカージナルスを退け、カ軍と同率ながらNFC西地区の首位に浮上。AFCではペイトリオッツの第1シードが決まった。

 カウボーイズは、肋骨を痛めているロモが踏ん張り、左手を骨折しているRBマーリーもランで1TDを挙げるなど第3Qで35―0。相手のコルツはすでにAFC南地区の1位を決めていることもあって、両軍のモチベーションは明らかに違っていた。就任4季目で初のプレーオフ進出となったギャレット監督は「長い道のりだった」とホッとした表情。03年にドラフト外で入団したロモは「自分の中では特別な存在だった」と、89年にドラフト全体トップで指名されたエイクマンの記録を超えたことに感無量の面持ちだった。

 ≪ここ3年8勝8敗≫カ軍の最後のスーパーボウル制覇は96年。NFC東地区では09年シーズンに11勝5敗で1位となったが、10年は6勝10敗、以後3季連続で8勝8敗だった。

 【NFLフラッシュ】

 ☆混戦 NFC南地区は最終週のファルコンズ―パンサーズの勝者が1位。どちらが勝っても勝率5割未満の地区優勝。

 ☆歴代3位 ペイトリオッツのベリチック監督は通算230勝目で歴代単独4位に浮上。

 ☆脱落 プレーオフ争いから脱落したのはセインツとビルズ。ビ軍は15季連続でプレーオフに進出できず。

続きを表示

2014年12月23日のニュース