明大が全勝死守!伝統FW陣本領発揮、4季ぶり4強見えた

[ 2014年12月22日 05:30 ]

<明大・大東大>大東大・ツポウ(左)のタックルを振り切る明大・桶谷

ラグビー全国大学選手権

(12月21日 秩父宮)
 第2ステージ第2節の8試合が行われ、C組の明大は大東大を41―29で破り、勝ち点12とした。SO田村熙(ひかる、3年)らバックスの中心選手を欠く中、FW陣が本領を発揮。フランカー桶谷宗汰(2年)が2トライを挙げるなどバックスの穴を埋め、27日の筑波大との全勝対決では4季ぶりの4強を目指す。6連覇を目指す帝京大は朝日大に83―12で大勝し、準決勝進出が決定。D組の早大は同大に18―17で辛くも逃げ切り勝ちを収めた。関西勢5校は全て第2ステージでの敗退が決まった。

 明大のフランカー桶谷が窮地を救った。後半22分から3トライを奪われて流れが相手に傾いていた中、5点リードの後半39分にゴール前でパスを受け、ディフェンスラインを強行突破してトライ。「最後に取って終われて良かった。時間をつぶそうと話していたが、行けると思ったので(突破した)」。

 SO田村、CTB水野らバックスの主力が負傷欠場して苦戦した中、FWが踏ん張って勝利をつかみ、プロップの勝木主将も「メイジといえばFW。看板を背負っているので、この先もFWで圧倒したい」とプライドをにじませた。

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