渡部暁は9位「トップ10キープはプラスに」W杯複合個人第4戦

[ 2014年12月22日 00:45 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は21日、オーストリアのラムソーで個人第4戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)は9位だった。ジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)が今季初優勝となる通算26勝目を挙げた。

 前半飛躍(HS98メートル、K点90メートル)は強風で中止となり、19日の予備飛躍の結果が採用された。渡部暁は首位に36秒差の5位で後半距離(10キロ)に臨み、中盤まで先頭集団に加わったが終盤に力尽きた。

 渡部善斗(北野建設)は28位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は35位、加藤大平(サッポロノルディックク)は39位だった。

 今大会で年内のW杯複合は終了し、日本チームは一時帰国する。

 ▼渡部暁斗の話 (後半距離で)転んでしまって追いつくのに力を使った。ただ苦しいなりにトップ10をキープできていることはプラスにとらえたい。

 ▼永井秀昭の話 スキーが滑らなかったので、無理して序盤から突っ込んだ。体が動き続ける限り頑張ろうと思ったが、後半は体力が持たなかった。

 ▼加藤大平の話 きょうのような(後半距離の)展開だと、今の走力では厳しい。僕だけ帰国しないで欧州に残る。ゆっくりして体調を整えたい。(共同)

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2014年12月22日のニュース