東京パラリンピック準備状況を確認、執行責任者が期待感

[ 2014年12月17日 05:30 ]

 20年東京パラリンピックの準備状況を国際パラリンピック委員会(IPC)が確認する第1回の「プロジェクトレビュー」が2日間の日程を終え、都内でIPCと大会組織委員会の共同会見が行われた。

 IPCのハビエル・ゴンザレス最高執行責任者は「6年前にこれだけ準備が進んでいる大会は例を見ない。世界で初めて2度目のパラリンピック開催となる東京は今後の基準となる」と期待感を表明した。

 その一方で、車いすバスケットの予定地だった夢の島ユースプラザの建設中止について「代替案は正式決定していないと聞いたが、既存施設の場合は新設よりも高い利便性が求められる」とし、アジェンダ2020で他都市での開催を容認した五輪とは「条件が異なる」とクギを刺すことも忘れなかった。

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2014年12月17日のニュース