デンソー 大会新で連覇達成!木崎激走もダイハツ悲願ならず

[ 2014年12月14日 14:31 ]

<実業団女子駅伝2014>連覇を達成して喜ぶデンソーの選手、監督

 全日本実業団対抗女子駅伝(スポニチ後援)は14日、宮城県松島町文化観光交流館前―仙台市陸上競技場の6区間、42・195キロで行われ、デンソーが2時間16分12秒の大会新記録で2年連続2度目の優勝を果たした。連覇は05年まで3連覇した三井住友海上以来となる6チーム目。

 デンソーは1区は12位と出遅れたが、2区で小泉直子が一気に3位まで順位を上げると、3区で高島由香が区間新記録をマークして先頭に躍り出た。5区では2位のダイハツに23秒差まで詰められたが、最終6区の石橋麻衣はトップを譲らずゴールテープを切った。

 悲願の初優勝を狙ったダイハツは、1区は2位でスタートも2区で11位に沈むまさかの展開。だが、3区でルーキー・前田彩里が34分45秒と健闘して2位に浮上。5区では、初優勝を狙い4年連続5区を務める今秋のアジア大会マラソン銀メダルでダイハツの木崎良子が32分47秒で走り、4位から2位に順位を上げ、トップのデンソーに23秒差まで詰めたが悲願はならなかった。

 デンソー、ダイハツ、ヤマダ電機、豊田自動織機、第一生命、九電工、ユニクロ、しまむらの8チームがが来年大会のシード権を獲得した。

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