羽生 GPファイナル連覇、日本勢男子で初!完全復活

[ 2014年12月14日 05:44 ]

GPファイナル男子フリーで演技する羽生、フリーも1位で連覇を果たした(AP)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは13日(日本時間14日)、スペインのバルセロナで行われ、男子ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ゆづる、20=ANA)はフリーでもトップの194・08点をマーク、合計288・16点で日本勢男子初の連覇を果たした。

 五輪金メダリストの翌シーズンのGPファイナル制覇は史上初。GPファイナルには中国杯で衝突アクシデントがありながら2位、NHK杯4位で滑り込み出場を果たしたが、最後の大舞台で王者の本領を発揮した。

 羽生はフリーで冒頭のサルコー、トーループの2度の4回転ジャンプを成功、この後も次々とジャンプを決め、つなぎ、スピンでも高得点をマークした。後半に1つだけ3回転ルッツをミスしたものの、ほぼ完ぺきな演技で今季最高得点を叩き出した。

 SP2位の町田樹(24=関大)は転倒が響き6位、SP6位の無良崇人(23=HIROTA)は5位だった。

 ◇男子最終順位◇
 (1)羽生結弦(ANA)合計288・16(SP94・08、FS194・08)(2)ハビエル・フェルナンデス(スペイン)合計253・90(SP79・18、FS174・72)(3)セルゲイ・ボロノフ(ロシア)合計244・53(SP84・48、FS160・05)(4)マキシム・コフトゥン(ロシア)合計242・27(SP87・02、FS155・25)(5)無良崇人(HIROTA)合計235・37(SP78・35、FS157・02)(6)町田樹(関大)合計216・13(SP87・82、FS128・31)

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