美宇&美誠 日本女子初ファイナルV!お先にお年玉476万円

[ 2014年12月14日 05:30 ]

女子ダブルスで優勝しトロフィーを掲げる平野(右)、伊藤組

 またしても偉業を達成した。卓球のワールドツアー・グランドファイナルが13日にタイのバンコクで行われ、女子ダブルスで14歳ペア、平野美宇(エリートアカデミー)、伊藤美誠(みま、スターツ)組がポーランドペアを4―0のストレートで下し初優勝。日本ペアの決勝進出は00年の川越真由、武田明子組、11年の福原愛、石川佳純組以来3組目だったが、初めて頂点を極めた。

 シニアでは男子シングルスの水谷隼(25=ビーコン・ラボ)が10年大会を制しているが、日本女子では初の栄冠となった。

 ダブルスはワールドツアーで年間4試合以上に出場した中から上位8組が出場。中国勢不在で2人は第1シードだった。準決勝では13年世界選手権3位のシンガポールペアを4―2で下す金星。「速いラリーを意識して小さく回りたい」と合宿で入れ替わり方を確認し、抜群のチームワークで新たな称号をつかんだ。

 3月のドイツ・オープンの優勝賞金は5000ドル(約59万5000万円)だったが、今大会の優勝賞金は4万ドル(約476万円)。「賞金が高いんですよ」と目を丸くしながらも「優勝したい」と話していた2人が、少し早い“お年玉”を勝ち取った。

続きを表示

この記事のフォト

2014年12月14日のニュース