13歳樋口 佳菜子以来の表彰台 ジュニアGPファイナル

[ 2014年12月13日 05:30 ]

ジュニアGPファイナル女子フリーで演技する樋口新葉

 フィギュアスケートのジュニアGPファイナル最終日は12日、スペイン・バルセロナで行われ、女子は全日本ジュニア選手権を制した13歳の樋口新葉(東京・日本橋女学館中)がSP5位からフリーで盛り返し、合計178・09点で3位に入った。日本選手の表彰台は09年に優勝した村上佳菜子(中京大)以来。SP3位の永井優香(東京・駒場学園高)は172・34点で5位、中塩美悠(広島ク)は144・44点で6位だった。15歳のエフゲニア・メドベデワ(ロシア)が190・89点で優勝。11日の男子SPは愛知・東港中3年の14歳、山本草太(邦和スポーツランド)がジュニア世界歴代最高の76・14点でトップに立ち、宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は75・21点で3位につけた。

 SPで5位と出遅れた女子で最年少13歳の樋口がフリーで息を吹き返した。2連続3回転ジャンプを決めて勢いに乗ると、後半も2回転半―3回転などに成功。終盤に3連続を予定したジャンプが2連続に終わったが、初出場の大舞台で合計得点で自己ベストを更新。3位に入り「表彰台に乗れると思っていなかったので凄くうれしい。集中していい演技ができた」と笑顔を見せた。

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