羽生 4回転快調も無理しない構成、故障明け体力と相談

[ 2014年12月13日 05:30 ]

フィギュアGPファイナル男子SPに向け調整する羽生結弦

フィギュアスケートGPファイナル第2日

(12月12日 スペイン・バルセロナ)
 GPファイナルで連覇を目指す羽生結弦(20=ANA)ら日本の男子3選手が12日午前、同日夜(日本時間13日早朝)のSPに向けてバルセロナで最終調整した。

 羽生はSPの音楽に合わせて4回転トーループを決めるなど絶好調で、ジャンプのミスはほとんどなかった。GP第6戦のNHK杯と同様に、SP、フリーとも4回転は演技後半に組み込まない方針。「かなり動いてきている」との手応えも口にするが、現実的な演技構成となった。

 町田樹(関大)は4回転トーループやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で回転が抜けるミスが目立ち、不安を残した。無良崇人(HIROTA)は4回転―3回転の連続ジャンプに成功し動きに切れがあった。

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