ジェニファー 逃げ切ってV、来季開幕戦出場権に「ハッピーね」

[ 2014年12月13日 05:30 ]

加賀電子カップ最終日、優勝した平野ジェニファーはカップを掲げる

LPGA新人戦加賀電子カップ最終日

(12月12日 千葉県長生郡長南町 グレートアイランド倶楽部=6438ヤード、パー72)
 今年のプロテスト合格者26人で争われ、首位から出た平野ジェニファー(24=米国)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算5アンダーの139で逃げ切って優勝した。平野は来季開幕戦の出場資格を獲得。2打差の2位に永峰咲希(19=UMKテレビ宮崎)が入った。

 今年の“新人No・1”に輝いたのは自称シャイなアメリカンガールだった。最終18番で3メートルのバーディーパットを沈めてもガッツポーズはなし。その代わり「とってもハッピーね」と覚えたばかりの日本語で喜びを表現した。

 追われるプレッシャーから前半で2つスコアを落として折り返した。しかし、11番で3メートルを沈めてバーディーを奪うと「あれで楽になった」と気持ちが落ち着いた。16番は残り148ヤードの第2打を1メートルにつけてスコアを伸ばすなど、攻めのゴルフがよみがえった。

 好調の秘けつは「練習とトレーニングと睡眠」という。前日は午後6時半に布団に入り、午前6時半までたっぷり睡眠を取った。サンフランシスコ出身ながらオフは拠点の横浜で来季に備える予定。「たくさん練習してたくさん寝て頑張るよ」。太陽のような笑みを浮かべた。

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2014年12月13日のニュース