「五輪出たい」と空手選手 IOC決定受け、記者会見

[ 2014年12月9日 13:30 ]

記者会見でポーズをとる植草歩選手(中央左)、染谷香予選手(同右)ら。左から2人目は全日本空手道連盟の栗原茂夫副会長、右から2人目は世界空手連盟の奈蔵稔久事務総長

 国際オリンピック委員会(IOC)が、開催都市に複数の種目追加を提案できる権利を認めたことを受け、2020年東京五輪での実施へ道が開けた空手の選手らが9日、東京都内で記者会見した。組手女子で今年の世界選手権3位の植草歩選手(帝京大)は「テレビで見てきた五輪の舞台に出たい。感動を与えられる人間になりたい」と目を輝かせた。

 全日本選手権を制した染谷香予選手(テアトルアカデミー)は「目標が大きければ大きいほど人は成長する。五輪に入ればさらに成長できる」と熱望した。

 全日本空手道連盟の栗原茂夫副会長は「夢のスタートに立てたことは喜び。力を合わせて採用へ取り組む」と意欲を示し、世界空手連盟の奈蔵稔久事務総長は資料を示しながら「種目数を柔軟に考えているし、東京で新たなインフラ整備は不要だ」と強調した。

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2014年12月9日のニュース