17歳阿部一二三が海老沼破り優勝 GS東京大会男子66キロ級

[ 2014年12月5日 21:38 ]

男子66キロ級で優勝し、表彰式でメダルを手に笑顔の阿部一二三
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 柔道のグランドスラム東京大会第1日は5日、東京体育館で男女計5階級が行われ、男子66キロ級を17歳の阿部一二三(兵庫・神港学園高)が初出場で制した。2009年に始まった同大会で、日本男子の高校生が優勝するのは初の快挙。

 阿部は準決勝で世界選手権3連覇の海老沼匡(パーク24)、決勝ではゴラン・ポラック(イスラエル)に優勢勝ち。海老沼は3位決定戦で高市賢悟(東海大)に敗れた。

 女子は48キロ級で19歳の近藤亜美(三井住友海上)が決勝で浅見八瑠奈(コマツ)との新旧世界女王対決を優勢勝ちした。

 57キロ級はロンドン五輪覇者の松本薫(フォーリーフジャパン)が3年ぶりに優勝し、世界選手権覇者の宇高菜絵(コマツ)は準々決勝で敗れた。52キロ級は橋本優貴(コマツ)が決勝で西田優香(了徳寺学園職)を下して3連覇。9月の仁川アジア大会覇者の中村美里(三井住友海上)、志々目愛(帝京大)は3位。

 男子60キロ級の志々目徹(了徳寺学園職)は決勝で金ウォンジン(韓国)に敗れた。

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2014年12月5日のニュース