ロシア 国挙げてのドーピング?ドイツ公共放送が報道

[ 2014年12月5日 05:30 ]

 ロシアで国を挙げたドーピングが行われている疑いがあると3日、ドイツ公共放送ARDが報じ、陸上女子マラソンのリリア・ショブホワが陽性反応を示したデータを隠して12年ロンドン五輪に出るため、11~12年に計45万ユーロ(約6660万円)をロシア陸連幹部に支払ったとする本人の証言が紹介された。

 国際陸連(IAAF)関係者も関与したという。ロシアでは各競技団体や反ドーピング機関などが絡み、検査を避けたり陽性結果のもみ消しなどが日常的に行われ選手は筋肉増強剤などの禁止薬物を購入したり、コーチ陣から受け取ったりして使用しているという。世界反ドーピング機関(WADA)は徹底的に調査する姿勢を示した。

続きを表示

2014年12月5日のニュース