岩田 一枚脱いだら本領発揮、スコア伸びた 首位と6差14位

[ 2014年12月5日 05:30 ]

4番でティーショットを放つ岩田

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第1日

(12月4日 東京都稲城市 東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70)
 一枚脱いで本領を発揮した。気温10度を下回る真冬の寒さに、岩田は上着を4枚着込んで出陣。3番までパーを並べたが、4番でダブルボギーを叩くと続く5番でもボギー。最悪の展開に「服を着すぎて調子が悪かった」と1枚脱いだ。体が動きやすくなると早速6番でバーディー。「着ている時よりだいぶ良くなった」とスコアを2つ伸ばしてイーブンに戻した。

 今大会で優勝して賞金ランク1位の小田孔が4位タイ以下なら逆転で初の賞金王に輝く。だが、年間を通しての「一打、一打。我慢」のテーマは変わらず。難関の18番パー3も手前からのアプローチを80センチに寄せてパーセーブ。残り3日間も「目の前の一打に集中」し、着込まず焦らずスコアを伸ばす。

続きを表示

2014年12月5日のニュース