羽生「悔しくて眠れなかった。夢の中でうなされた」も逆境前向き

[ 2014年11月30日 11:13 ]

エキシビションで観客を魅了する羽生

 フィギュアスケートのGPシリーズ・NHK杯で男子4位に入り、ギリギリでファイナル(12月11日開幕、スペイン・バルセロナ)の出場権を獲得した羽生結弦(19=ANA)が競技から一夜明けた30日、大阪なみはやドームで取材に応じた。表彰台を逃し、前夜は「悔しくて、結構眠れなかった。夢の中でうなされたりした」と振り返った。

 中国杯での激突で5カ所を負傷し、万全のコンディションでは臨めなかったが、「乗り越える壁を作ってもらって、こんなに楽しいことはない。逆境は嫌いじゃない」と前向きにとらえている。

 ファイナルでは日本男子初となる連覇がかかる。「連覇とか関係ない。最後の1枠をギリギリでつかんだ。チャレンジャーとして頑張りたい」と力を込めていた。

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