GPファイナル 浅田真央が4度のV 村主章枝も03年優勝

[ 2014年11月30日 10:46 ]

2005年、GPファイナルで初優勝した浅田真央

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦 NHK杯第2日

(11月29日 大阪・なみはやドーム)
 GPシリーズの上位6選手が争うファイナルは、シーズン前半の世界一決定戦。日本女子は13季連続で出場を続けてきたが、今季は誰も出場権を得られなかった。

 2001年以来、ファイナルでは浅田真央(24=中京大)が4度優勝するなど、毎年選手を送り込んできた。

 「ファイナルに出たいという一心でやって、結局駄目ですっごく悔しい」と村上。全日本ジュニア選手権を圧倒的な内容で制した樋口新葉(わかば、13=日本橋女学館中)ら若手有望株はいるが、浅田の休養、鈴木明子の引退でシニアの層の薄さが浮き彫りになった。浅田は来季以降の進退を表明しておらず、待望論が巻き起こるのは必至の情勢だ。

【13季連続で出場していた女子選手の成績】
2013年 ソチ 浅田真央(優勝)
2012年 福岡 浅田真央(優勝)、鈴木明子(3位)
2011年 ケベック・シティー 鈴木明子(2位)、浅田真央(棄権)
2010年 北京 村上佳菜子(3位)、鈴木明子(4位)、安藤美姫(5位)
2009年 東京 安藤美姫(2位)、鈴木明子(3位)
2008年 高陽 浅田真央(優勝)、中野友加里(5位)、安藤美姫(6位)
2007年 トリノ 浅田真央(2位)、中野友加里(5位)
2006年 サンクトペテルブルク 浅田真央(2位)、村主章枝(4位)、安藤美姫(5位)
2005年 東京 浅田真央(優勝)、中野友加里(3位)、安藤美姫(4位)
2004年 北京 荒川静香(2位)、安藤美姫(4位)、恩田美栄(5位)
2003年 コロラドスプリングス 村主章枝(優勝)、荒川静香(3位)、、恩田美栄(5位)
2002年 サンクトペテルブルク 荒川静香(4位)、村主章枝(6位)
2001年 キッチナー 恩田美栄(5位)

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