羽生、NHK杯「頑張って滑る」ファンに「心配かけた」と謝罪も

[ 2014年11月27日 19:48 ]

ブライアン・オーサーコーチと話す羽生

フィギュアNHK杯

 28日に開幕するフィギュアスケートのGPシリーズ第6戦・NHK杯(大阪なみはやドーム)に出場する日本選手が27日、大阪市内で会見した。

 ソチ五輪金メダリストで、第3戦の中国杯で頭部、左大腿など5カ所負傷した羽生結弦(19=ANA)は「抱負の前にまず、中国杯のケガでご心配をおかけしたことを深くお詫びします」と話し「万全の調子ではないため、少しレベルを落とす構成にしているが、頑張って滑りたい」と気合を入れた。

 ケガから復帰の過程では「痛くて眠れない時もあったし、歩くのも大変だった時期もある」と明かした。この日午後に会場で行われた公式練習では4回転ジャンプの失敗が目立つなど、まだ完調にはほど遠い五輪王者だが、今大会3位以内でファイナル(12月、バルセロナ)の切符をつかみとる。

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