高橋大輔さん 初映画イベント出演で王子に「次の仕事につながれば」

[ 2014年11月25日 20:14 ]

「くるみ割り人形」試写会のサプライズゲストとして舞台あいさつに立った高橋大輔さん(中)増田セバスチャン監督(左)、藤井隆

 現役引退を表明した「フィギュアスケートの高橋大輔さん(28)が25日、都内で行われたアニメ映画「くるみ割り人形」(監督増田セバスチャン、今月29日公開)の女性限定試写会のサプライズゲストとして舞台あいさつに立った。

 高橋さんが王子様をイメージした衣装で、映画の主人公クララをエスコートして登場すると、会場からはどよめきが起こった。スケート以外のイベントに出演するのは初めてで、「このような場所に招いていただいて光栄です」と笑顔で話した。

 「くるみ割り人形」のテーマ音楽は、「僕自身、滑ったことはないけれど、女子の選手は幅広く使っていて、思い入れはありますね」という。そして、映画を見たうえで「曲のアレンジが変わっていて、男子でも使えるなと思った。他にも格好いい曲がいっぱいあったので、機会があればぜひ挑戦したい」と意欲を見せた。

 しかし、テーマ曲に合わせた振り付けとポーズをリクエストされると苦笑い。それでも、声優を務めた藤井隆(42)が先に“お手本”を示した後に見事なターンを交えたポーズを決め、「いやあ、恥ずかしい。でもやってみると、意外に気持ち良かった。アニメを見てマネしたりもしているので」とまんざらでもない様子だ。

 さらに、「次の仕事につながれば」とフリッツ王子のセリフにも挑戦。増田監督から「低音がよく響いて素晴らしい。そういう役があったら、ぜひお願いしたい」とお墨付きをもらい、「氷上の方が楽だけれど、いい機会に恵まれました」と話した。

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2014年11月25日のニュース