松山の国内シード守る!“足かせ”出場義務試合数、見直しも

[ 2014年11月25日 05:30 ]

ダンロップフェニックスの優勝者インタビューを受け、ガッツポーズをする松山英樹

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)が新設した出場義務試合数の規定が年内にも見直されることになりそうだ。日本ツアーの宝とも言える松山英樹(22=LEXUS)と石川遼(23=CASIO)の出場を狙い、今年から海外ツアーのシード選手に年間5試合の出場義務を定めた。だが、米ツアー中心に日程を組む松山は2試合の出場に終わり、13年賞金王の5年シードについて来季の資格を失う可能性があった。ダンロップ・フェニックスの優勝でシード喪失はなくなったが、義務試合数が足かせとなっていた。

 松山は来季以降も米ツアーを中心にプレーすることを明言。問題が再浮上し、シード喪失の場合、国内でプレーする機会はより減ってしまうことになる。低迷する日本ツアーの切り札的な存在だけに、JGTOは年内にも出場義務数を見直す話し合いを行う予定。関係者は「義務試合数が0になる可能性がないことはない」とルール改正を示唆した。

続きを表示

2014年11月25日のニュース