ドイツで検討の懲役刑には反対 ドーピングでWADA会長

[ 2014年11月19日 08:43 ]

 世界反ドーピング機関(WADA)のクレイグ・リーディー会長は18日、ロンドンで取材に応じ、プロ選手が禁止薬物を使用したり、所有したりした場合に最高3年の懲役刑を科すとの法案がドイツで検討されていることについて「ドーピング違反を厳しく取り締まることには大賛成だが、選手はスポーツのルールで罰せられるべきだ」と懲役刑には反対の立場を示した。

 国際基準を満たしていないとしてWADAの資格認定を取り消されているリオデジャネイロの検査所が、2016年リオデジャネイロ五輪までには再び資格認定を受けられるとの見方を示した。サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会では全ての検体をスイスのローザンヌにある検査施設で調べた。(共同)

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2014年11月19日のニュース