ラグビーW杯日本大会 入場券販売は五輪に先行

[ 2014年11月19日 00:17 ]

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会の嶋津昭事務総長は18日、ロンドンで開かれた国際ラグビーボード(IRB)主催の「世界ラグビー会議」で、W杯と20年東京五輪と開催時期があまり離れておらず、入場券の売れ行きが懸念される声もあることについて「W杯入場券の販売を先行させ、五輪の入場券を売り出す前に完売させたい」と話した。

 料金設定などは15年W杯イングランド大会などを参考にして決める。アジアで初めて開催国となる日本には、過去のW杯開催国に比べてラグビーの伝統がないことが不安視されているが、嶋津事務総長は「いい試合を提供することで、観客を確保できるし、確保する責任があると思っている」と集客に意欲を示した。

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2014年11月19日のニュース