日馬富士 出場に暗雲 親方は「首から下は元気だからね」

[ 2014年11月4日 17:50 ]

 秋場所で右目周辺を骨折した横綱日馬富士は4日、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋で、宝富士らと12番取って慎重な内容に終始し、場所の出場へ暗雲が漂ってきた。宝富士には頭での当たりを封印して胸でぶつかり、左四つを試して力負けの場面もあった。

 3日には出稽古に来た大関稀勢の里と手合わせしたが、ペースが上がらない。出場の可否を6日に決断する意向の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「横綱なのだから本人なりに考えてやっている。首から下は元気だからね」と話すにとどめた。

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