錦織　最終戦はフェデラー、マリーと同組！世界ランク５位に

ＡＴＰツアーファイナルで、フェデラーらと同組に入った錦織

　年間成績などの上位８人で争われるシーズン最終戦のＡＴＰツアー・ファイナル（９～１６日、ロンドン・Ｏ２アリーナ）の組み合わせ抽選が３日に行われた。アジア男子初の出場を果たす錦織圭（２４＝日清食品）は大会６度の優勝を誇るロジャー・フェデラー（３３＝スイス）、アンディ・マリー（２７＝英国）、ミロシュ・ラオニッチ（２３＝カナダ）と同じＢ組となった。

　今季獲得ポイント１位のジョコビッチと２位のフェデラーが分かれ、その後、ランク順に２人ごとに抽選で振り分けられた。試合は３セットマッチで、４人ずつ２グループに分かれて総当たりを行い、上位２選手が準決勝に駒を進める。

　マスターズ・パリ大会で４強入りした錦織は、３日付最新世界ランキングでは７位から５位に浮上。１０月に記録した自己最高の６位を更新して初のトップ５入りを果たした。最終戦はいずれ劣らぬ強豪ぞろいだが、Ｂ組はより厳しい組み合わせにも見える。日本のエースが飛躍を遂げたシーズンの総決算の戦いに挑む。