冨田「やってない」会見に日本水連困惑…選手登録停止決定

[ 2014年10月31日 05:30 ]

弁明会見を行う冨田尚弥

 仁川(インチョン)アジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥(25)の代理人弁護士が30日、11月6日に名古屋市内で弁明会見を行うことを発表。冨田は「自分は盗み行為はやっていない」と主張し、名誉回復のために会見を開く。韓国の裁判では韓国人弁護士が必要で現時点で再審請求の可能性は低いという。

 日本水連はこの日、都内で臨時理事会を行い、冨田に対して16年3月31日まで選手登録停止処分が正式に決定した。処分案交付から2週間以内であれば異議申し立ては可能だったが、冨田からの申し立てはなかった。泉専務理事は冨田の会見について「どういう会見になるのか分からない」と困惑。冨田が韓国で再審を請求し、司法当局の判断が覆った場合は再び倫理委員会、理事会などを開き、処分の見直しを再検討する流れになる。

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2014年10月31日のニュース