稀勢の里、遠藤に愛のムチ 三番稽古で圧倒「早く上がって」

[ 2014年10月25日 05:30 ]

倉敷巡業で初の三番稽古を行った稀勢の里(左)と遠藤

 大相撲倉敷巡業は岡山・水島緑地福田公園体育館で行われ、大関・稀勢の里(28=田子ノ浦部屋)は朝稽古で日本人ホープの遠藤(24=追手風部屋)を指名し、三番稽古をこなした。左四つからの一気の攻めなどで16勝1敗と圧倒。力を抜いた遠藤を土俵下に投げ飛ばしたり下手投げで転がしたりと、厳しく“愛のムチ”を振るった。その後のぶつかり稽古でも胸を出し「日本人の若手ですから。盛り上げてもらいたい。稽古して早く上に上がってもらいたい」と期待を込めた。初めて稀勢の里と稽古した遠藤は「大関との三番稽古も初めて。強かったです」とコメント。今回の巡業は「部屋でやらない稽古」がテーマだが「考えている稽古ができている」と大関との稽古で手応えを感じていた。

続きを表示

2014年10月25日のニュース