IOC 実施競技の開催都市選択権が検討課題に、野球復帰も

[ 2014年10月23日 08:57 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)が五輪実施競技選定の改革で、開催都市に競技の選択権を与える提案を検討課題に挙げたことが22日、関係者の話で分かった。12月の臨時総会で取りまとめる中長期改革「五輪アジェンダ2020」の審議がスイスのモントルーでの理事会で始まり、IOC幹部が「(2020年に五輪を開催する)東京にもチャンスが出てきた」と述べた。

 関係者によると、IOCは実施競技選定の見直しで参加選手数1万500人を維持した上で28の競技数上限を撤廃し、各競技の種目を減らして新競技の受け入れを柔軟に対応する草案の方針を確認したという。東京五輪では野球とソフトボールが復帰する可能性も残されている。開催都市の選択権は日本オリンピック委員会(JOC)など複数の国内オリンピック委員会(NOC)から提案が出ていた。(共同)

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2014年10月23日のニュース