遠藤 24歳の誕生日に誓い新た「もっともっと必死にやりたい」

[ 2014年10月20日 05:30 ]

京丹後巡業で24歳の誕生日を迎えた遠藤

 大相撲の秋巡業が京都府京丹後市で行われ、24歳の誕生日を迎えた遠藤(追手風部屋)は「もっともっと必死にやりたい」と一層の奮起を誓った。

 今年初場所は11勝4敗で初三賞となる敢闘賞を受賞。続く春場所で鶴竜を破り初金星を挙げた。「23歳はいい1年だったと思う。敢闘賞と金星を獲れた。24歳も、それに負けないぐらいの1年にしたい」。秋場所は西前頭筆頭で3勝12敗と負け越し、九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)で巻き返しを狙う。尾車巡業部長(元大関・琴風)も「いずれは横綱、大関になると思っている。素直な性格だし、負けを肥やしにして伸びていける」と期待した。

 人気力士ゆえの悩みもある。この日は京丹後署の一日署長に任命され、大砂嵐と一緒に名産の丹後ちりめん製タスキをかけてファンと交流。イベント出演のため、朝稽古の申し合いに参加できなかった。その一方で周囲の期待の大きさを肌で感じた。「まずは勝ち越しが目標。自分の相撲を取って、いい成績を残したい」。九州場所で再出発を期す。

続きを表示

2014年10月20日のニュース