勇太 在任中日本一なら史上初!会長Vへ快調奪首「我慢できた」 

[ 2014年10月19日 05:30 ]

9番でティーショットを放つ池田

男子ゴルフツアー 日本オープン第3日

(10月18日 千葉県野田市 千葉カントリークラブ梅郷コース=7081ヤード、パー70)
 2位で出た池田勇太(28=日清食品)が大会初優勝に王手をかけた。3日目ベストに並ぶ66で回り、通算12アンダーで首位に立った。14番は残り205ヤードから8Iでパーオンさせて、アダム・スコット(34=オーストラリア)のお株を奪う世界クラスのパワーを披露。大会史上7人目となるローアマチュアと優勝の2冠を狙う。3位から出た片山晋呉(41=フリー)が67で通算9アンダーの2位に浮上した。

 10センチ近く伸びたラフからの一打がポテンシャルの高さを表していた。14番パー4で残り205ヤードのラフから8Iを握った池田は大きな弧を描いてフルスイング。「凄かったね。自分で打ってびっくりしちゃったよ」。自画自賛した球は高く上がり、前方をふさぐ木を越えてグリーンエッジに落ちると、ピン奥8メートルから2パットでパー。すると、同組で首位のマークセンがボギーを叩き並んだ。

 パワフルなショットで流れを引き寄せると、終盤は主導権を握った。続く15番でバーディーを奪い、17番でマークセンが再びボギーを打つと、2打差で迎えた最終18番パー5は60ヤードからSWで1メートルに寄せてバーディーフィニッシュ。「今週はずっと我慢できている。だいたい途中で切れちゃうから」。歴史ある大会の雰囲気が28歳のマネジメントを冷静にしている。

 プレー以外の負担が大きい選手会長が在任中に日本オープンを制した例はない。しかも、03、07年にローアマチュアのタイトルを獲得した池田が優勝すれば、赤星六郎、郭吉雄、中嶋常幸、羽川豊、伊沢利光、片山晋呉の6人しかいないダブル戴冠の快挙達成となる。ツアー通算11勝のうち、7勝が9月以降という“秋男”。大先輩が成し得た記録に並ぶには心強いデータである。

 依然として世界ランク2位のスコットのエンジンが掛からない中、ギャラリーの視線を奪う内容で主役となった。2人1組で回る最終日の相手は大会2勝の片山だ。3打差リードして臨む最終日へ「焦っても仕方ないし、のんびりしても仕方ない。自分の気持ちをコントロールしながらやるべきことをやる」と意気込んだ。

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