藍、出遅れ8差35位も「自分のゴルフできた」新1Wに手応え

[ 2014年10月18日 05:30 ]

<富士通レディース初日>ホールアウトし笑顔で抱き合う宮里藍(右)と横峯さくら

女子ゴルフツアー富士通レディース第1日 

(10月17日 千葉県千葉市 東急セブンハンドレッドクラブ西C=6635ヤード、パー72)
 今季国内ツアー2戦目の出場となる宮里藍(29=サントリー)は2バーディー、2ボギーのイーブンパー、72で回り35位で初日を終えた。アン・ソンジュ(27=韓国)が8アンダーで単独首位に立ち、菊地絵理香(26=オンワードホールディングス)が1打差の2位と好発進した。
【第1R成績】

 宮里は粘り抜いた。シャフトを以前のモデルより0・5インチ(約1・27センチ)長い46・25インチにした新1Wを投入したが、1番の第1打を左ラフに打ち込んでボギー。5番でもティーショットを右に曲げた。それでもアイアンショットでカバー。9番までパーを拾い、10番で5メートルをねじ込むと、15番は132ヤードの第2打を8Iで1メートルに付けて1アンダーだ。最終18番の3パットでイーブンパーも「自分のゴルフは、今の中ではできた。ショットは良かった」と振り返った。

 5月以来、今季2戦目の国内ツアー参戦。アン・ソンジュ、横峯とのラウンドには大勢のギャラリーが付き「(日本オープン出場の)アダム・スコットに(観客を)取られると考えていたけど、ちょっと取り返しましたね」と笑った。首位とは8打差。「厳しいのに変わりはない」と受け止めつつ「まずはあす」と前を向いた。 

 ▼1位・アン・ソンジュ 朝は寒くて肘や手首が痛くなるのが怖くて1Wを打つのが不安だった。(序盤ショットが乱れたが、6番以降9バーディー)

 ▼2位・菊地絵理香 パットの感覚が良くなかったのでタッチだけを合わせようと思ったのが結果的に良かった。入ったのはほぼジャストタッチ。5連続バーディーは初めて。(出だし1番からの5連続を含む9バーディーと荒稼ぎ)

 ▼64位・宮里美香 ダボ2つとバーディー1つという内容で今まで経験したことのないような感じ。大きなミスがダボになった。(8番と18番でダブルボギーを叩き75)

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月18日のニュース