萩野 バイリンガル目指す 「世界のケイ」刺激…12月英国留学

[ 2014年10月14日 05:30 ]

体育の日に行われた水泳教室で、児童を前にお手本を見せる萩野公介

 目指すは錦織級の英語力だ。競泳の萩野公介(20=東洋大)ら5選手が体育の日の13日、東京都北区の味の素ナショナルトレセンで行われた水泳教室に参加。アジア大会でMVPに輝いた萩野は、12月にイギリスへ短期留学することを明かした。

 短水路世界選手権(12月3~7日、カタール)に出場後、そのままイギリスに渡って2週間滞在の予定。「留学というより練習参加ですけど。その上でコミュニケーションが取れれば、今後の糧になる」と話した。

 練習は12年ロンドン五輪男子200メートル平泳ぎ銀メダルのジェーミソン(英国)らと合同で行う予定だが、目指すのは泳力より英語力の向上だ。以前から国際大会で海外メディアの取材に英語で答える希望を持っており「できたら格好いい。人前で話せる自信と語彙(ごい)力を付けたい」と意欲。

 テニスの錦織圭(日清食品)が流ちょうな英語で受け答えをする姿にも刺激を受けており「(錦織は)日本語より英語の方が得意じゃないかという印象。それくらい目指したいです」と目標は高い。語学学校に通う予定はないが、海外選手と貪欲に会話をし、バイリンガルスイマーを目指す。

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2014年10月14日のニュース