リーグ統一問題 チーム名称めぐり企業が反発

[ 2014年10月8日 22:05 ]

 バスケットボール男子の国内リーグ統合問題で日本協会は8日、理事会を開いたが、新リーグの骨子をまとめられず、20日以降に開く臨時理事会で再度協議することになった。深津泰彦会長はナショナルリーグ(NBL)の企業チームがチーム名称から企業名を外すことに強く反発していることを明らかにした。

 NBLとTKbjリーグの各2チームの代表者を含めた会合では、2016年の発足を目指す新リーグはプロ興行を前提とし、チーム名に企業名を入れない骨子案をまとめた。しかし、NBLの五つの企業チームはいずれも合意しておらず、深津会長は「柔軟に対応してもらえるようにお願いしている」と説明した。

 日本協会は今月末までにリーグ統一に向けた具体的な進展を示せない場合、国際連盟(FIBA)から国際試合出場停止などの制裁を科すと通告されている。深津会長は企業チームが新リーグに参加しない事態は「想定していない」と話し、今後も説得を続ける考えを示した。

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2014年10月8日のニュース