世界体操 男子団体予選で日本2位、内村は個人総合首位

[ 2014年10月4日 23:20 ]

内村の吊り輪の演技(AP)

 体操の世界選手権第2日は4日、中国の南寧で男子予選が終了し、団体総合で36年ぶりの優勝に挑む日本は6種目合計361・609点で2位となり、上位8チームによる7日の決勝に進んだ。6連覇を狙う中国が362・698点で1位通過。

 内村航平(コナミ)は5連覇が懸かる個人総合で全体トップの92・165点と活躍し、白井健三(神奈川・岸根高)も昨年の種目別世界一に輝いた床運動で16・033点と貢献した。しかし、あん馬で亀山耕平(徳洲会)と加藤凌平(順大)が落下。鉄棒では野々村笙吾(順大)が落下し、田中佑典(コナミ)が着地で大きく乱れた。

 個人総合は内村と田中が各国・地域最大2人の上位24人、種目別は床運動で白井と加藤、跳馬で白井、平行棒で田中と加藤、鉄棒で内村が上位8人による決勝進出。あん馬で2連覇を狙った亀山は敗退した。決勝では団体総合を含め、予選の得点を持ち越さない。(共同)

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2014年10月4日のニュース