川内 悔しい4秒差銅「金メダルを獲得できず申し訳ない」

[ 2014年10月3日 11:59 ]

男子マラソン、2時間12分42秒の3位でゴールする川内優輝

仁川アジア大会第15日

(10月3日)
 “公務員ランナー”川内優輝(27=埼玉県庁)は金メダルのマハブーブ(バーレーン)に4秒差届かず銅メダル。レース後は中継するTBSのインタビューに応え、「金メダルを獲得できず申し訳ない」と頭を下げた。

 川内がポイントに挙げたのは30キロの給水。ほかの選手と接触し、先頭の4人がペースを上げた際に付いていけず、20メートルほど遅れた。その後必死の走りで集団に追いつき、マハブーブ、松村康平(27=三菱重工長崎)とともに最後まで先頭集団で粘ったが、トラック勝負で力尽きた。

 「本当に悔しい。タイム的には4秒差だけど、力的にはかなり劣っていたと思う」と反省の言葉を口にした川内。今大会で金メダルを獲得できなければ、来夏の世界選手権(中国・北京)の代表争いには参戦しないことを表明しているが、「一度自分を見つめ直して、タイムを狙ってもっと戦える足と力をつけて、もう一度世界の舞台に戻ってきたい」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月3日のニュース