猫ひろし 自己ベスト更新ならず14位…完走者のうち最下位

[ 2014年10月3日 11:33 ]

アジア大会男子マラソンで2時間34分16秒の14位でゴールするカンボジア代表の猫ひろし

 仁川アジア大会第15日の3日、陸上の男子マラソンが仁川競技場をゴールとする42・195キロのコースで行われ、カンボジア代表として出場したタレントの猫ひろし(本名・滝崎邦明=37)は2キロ付近で早くも集団から遅れ、2時間34分16秒で14位(完走者のうち最下位、5人棄権)。自己ベスト(2時間30分26秒)の更新はならなかった。

 最後のランナーとして競技場に入ると、観客から大きな拍手で迎えられ、何度もガッツポーズ。「タイムは出なかったけど、応援してくれて、うれしかった。スポーツは素晴らしいと思った、にゃー」と笑顔だった。

 2011年にカンボジア国籍を取得。今年6月、アジア大会への初出場が決定した。8月には同国で行われたアンコールエンパイア国際マラソンに出場し、2時間45分28秒で優勝。カンボジア最高記録(2時間23分29秒)を持つヘム・ブンティンを抑え、アジア大会に弾みをつけた。

 9月18日の選手村入村式の際には「今までよりハードな練習をしてきたので、粘り強く走りたい。記録が2時間30分で止まっているので、切りたい」と抱負。前日2日にはブログを更新。「朝に5キロジョグと50メートルダッシュ3本」で備え「明日スタート地点ついてドンして、ゴールしたら終わりだ。明日は自己ベスト出すぞ!絶対出す!」と意気込んでいた。

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