福島に重量挙げ“三宅道場”義信氏が開設「代表クラスに対応」

[ 2014年10月3日 06:40 ]

福島県に新たな練習場を開設する三宅義信氏

 64年東京、68年メキシコ五輪の重量挙げ男子フェザー級で2大会連続金メダルを獲得した三宅義信氏(74)が、福島県郡山市に新たな練習場を開設することが2日、分かった。名称は「のんびり温泉三宅道場」で、5日に竣工(しゅんこう)式が行われる。

 道場は230平方メートルの広さがあり、数十人が同時に練習することが可能。最新のトレーニング器具も完備する。隣接する温泉の泉質は疲労回復にも効果があり、まさに選手の強化にうってつけの環境だ。現在、東京国際大のウエートリフティング部で監督を務める三宅氏は「強化をしつつ、体も休められる。練習施設もナショナルクラスに対応する」と説明している。

 現在開催中の仁川アジア大会後には、めいでロンドン五輪48キロ級銀メダルの三宅宏実(28=いちご)も合宿を張る予定。福島から2年後のリオデジャネイロ、そして6年後の東京五輪へ、金メダリストの輩出が期待される。

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2014年10月3日のニュース